- 法人事例
ユニファースト株式会社-スマート脳ドック導入事例
ユニファースト株式会社
管理本部 総務経理部
橋本 輝明 さま、陸 慧琳 さま、吉永 えりか さま
企業名: ユニファースト株式会社
所在地:東京都台東区浅草橋3-4-3
従業員数: 46名
平均年齢:40歳
事業内容: 各種バッグ、各種ポーチ、販売促進グッズ、ぬいぐるみ、ユニフォーム、エコロジー商品の企画、製造及び輸入
会社URL: https://www.unifast.co.jp/
所在地:104-0045 東京都中央区築地1-13-1 築地松竹ビル
従業員数:622名(2021年7月現在)
事業内容:パートナーセールス事業、アドプラットフォーム事業
会社URL:https://www.cci.co.jp/
取り組み内容
- 福利厚生として「スマート脳ドック」「CT肺・心血管ドック」を導入、社員とその家族の受診費用の全額を会社が補助
これまで社名の由来でもある「Unique(個性)」+「Fast(速いサービス)」を守り続け、「“つくりたい”を形にする会社」「“つくる”を通して会社に貢献する会社」を理念に、時代にあったサービスを提供しています。お客さまのイメージを形にし、その商品を通じてブランド力を上げるサポートをしています。次々とアイディア商品が誕生し、最近ではエコバッグがユニフォームに早変わりする「着られるエコバッグ」がメディアにも取り上げられ、SDGsにも貢献できるアイテムとして注目を集めました。
社員とその家族の幸せを実現するために、手厚い福利厚生や制度を通じて健康をサポート。他に真似できないオリジナリティのある施策を実施している先進的な会社です。
社長の経験から、脳ドック導入を検討。しかし、コストが高く、いつでも受診できる環境がなかった
「スマート脳ドック」導入の背景は?
当社には、社員とその家族の幸せをサポートする福利厚生や制度があります。有給取得支援制度、健康経営に関する制度、社員教育支援制度が多数あるほか、暑気払い恒例行事「U(ウ)なぎの日」を開催するなど、他には真似できないオリジナリティのある施策を実施しています。その一つとして、「スマート脳ドック」と「CT肺・心血管ドック」の受診を取り入れています。
社員の健康に目を向けるようになったのは、現在の社長が経験した家族や同僚、友人の疾病がきっかけです。社長が高校生の時にお母さまが病気になり、さらに2014年には当社創業者であるお父さまが心不全で急逝しました。また、社長就任時に40代の社員、30代の同級生が立て続けに脳出血で倒れ、年齢に関係なく病気が発症することを目の当たりにしたのです。
それにより社長自身が健康の大切さを実感しました。さらには病気を予防することが社員の健康で幸せな人生を守ることにつながると考え、脳ドックが受診できる場所を探し始めました。社員全員が脳ドックと胸部の画像診断を受診できるところを探していたのですが、一人あたり10万円近くの費用がかかるほか、受診できる時間帯に制限があり予約が取れないなど、福利厚生として導入するには厳しい現状がありました。
スマート脳ドックを立ち上げた経緯に共感、社員の健康を任せても大丈夫だと確信
「スマート脳ドック」を知ったきっかけ、 導入した決め手は?
福利厚生として導入できる健診を探し続ける中で、偶然「スマート脳ドック」を見つけました。導入の決め手になったのは、スマートスキャン社の代表に伺った「サービスを始めたきっかけ」の話と「誰でも気軽に脳ドックが受診できる環境を整えていこう」という姿勢です。「スマート脳ドック」のサービスを提供することで「世界から病気をなくす」という企業理念にとても共感しました。これであれば社員とその家族の健康を任せても大丈夫だと確信し、2019年10月から福利厚生として導入しました。
安心して長く働ける環境を社員に提供していくということが、当社の福利厚生の基本的な考え方です。仮に社員の家族が倒れたら、介護による時短勤務や、場合によっては仕事を辞めなければならなくなり、生活が大きく変わってしまいます。こうした状況を生まないためにも、社員とその家族の健康を守ることは必要です。
家族も健診の対象とすることで、お互いの健康を気遣いサポートしてくれる存在に
「スマート脳ドック」「CT肺・心血管ドック」を 導入した後の変化や効果は?
実際に脳ドックを受けてみると2~3割の社員に何らかの異常が見つかりました。「CT肺・心血管ドック」でご家族に肺がんが見つかった社員もいます。検査をうけたことで早期発見・早期治療ができたので、とても助かったと話を聞いています。さらに、社長自身には脳梗塞の疑いが見つかりました。そのようなこともあり、社長自ら社員に対して「生活習慣を見直すとともに、ぜひ2つの健診を受けてほしい」とメールでアナウンスをしています。
「スマート脳ドック」と「CT肺・心血管ドック」の補助対象者を、家族に広げたことも大きな効果がありました。「家族と一緒に健診を受ける」ということが、お互いの健康に気を遣うことにつながっています。例えば、精密検査が必要という結果が出たとしても、それを一人で抱えるのではなく、家族が再受診に向けて背中を押してくれ、万が一何かあったとしても、その結果を共有し、サポートしてくれるという存在になっているのです。
社員はメディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックで受診しています。検査は早く終わりますし、年に1回の受診を「健康を思う特別な日」として、家族水入らずの時間を銀座で過ごすことをお勧めしています。そのようにすることがコミュニケーションのきっかけにもなりますし、日ごろの感謝を伝えるタイミングにもしてほしいですね。
「スマート脳ドック」のメリットを感じた部分は?
「スマート脳ドック」と「CT肺・心血管ドック」をあわせても、一人あたり5万円以内の費用で受診できるということは、会社として福利厚生に導入するには大きなメリットです。また、脳と心臓は命と直結する器官であり、その検査結果が画像とともに手元に届くことは、かなりのインパクトがあります。画像と一緒に異常があることを通知されると、改善に向けての行動に移らなくてはならないという気にさせてくれます。
会社が「健康に気を付けましょう」といったところで、社員の健康を維持できるわけではありません。「受診環境を整える」という会社が行うひとつのアクションが、社員とその家族の健康と命を守ることにつながっています。
実は今年の脳ドック受診で若い社員に異常が見つかり、別の病院で再検査をしてもらいました。その病院の先生からは「何も自覚症状がないのに、どうして脳ドックを受けたのか」と聞かれ、「会社が福利厚生で導入している」と話したそうです。担当した先生は、「すごいね、いい会社だね」と言ってくれたと報告してくれました。そう言ってもらえると会社としてもうれしいですし、受診した本人も会社や仕事に誇りを持てると思います。
会社の一つ一つの行動の積み重ねが社員の病気を未然に防ぐことにつながっており、会社の管理部門としても、長く安心して働いてもらえる環境を提供できていると実感することができます。
社員とその家族の健康を守り、子どもや両親にも誇れる会社に
社員の健康維持のための今後の方針や予定は?
健康に対する施策をはじめ、社員のためになる様々な制度を導入していきたいと考えています。家族に誇れる、家族に感謝される、そんな会社を目指しています。
これからも、子どもたちが「パパ、ママの勤めている会社に入りたい」と思えるような会社になるために、将来を見据えた取り組みを進めていきたいです。また、当社の取り組みが他の会社にも波及し、ともに社員が幸せになれる環境を作っていけたらと思います。
取材:2021年12月 ※内容は取材日現在情報です。
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