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出光興産とスマートスキャンが資本業務提携

地域の予防医療普及を目指した移動式健診サービスの共同展開に向けて

 出興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤 俊一、以下「出光興産」)とスマートスキャン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:濱野 斗百礼、以下「スマートスキャン」)は、このたび資本業務提携に合意いたしましたのでお知らせします。

1.資本業務提携の理由
 両社はこれまで、高齢化社会における重要な課題である「健康」に対し、サービスステーションを拠点とした予防医療の普及を図る事業の創出に向け協働し、車両を用いた脳ドックサービスの提供を実証してまいりました。実証を通じ確認した、地域における移動式健診サービスのニーズやサービスステーションとのシナジーをさらに発展させるべく、両社は今般、資本業務提携に合意しました。今後は、出光興産のサービスステーションネットワークを活用した全国各地でのサービス展開に取り組みます。

 出光興産は昨年5月に発表した中期経営計画の見直し(対象年度:2020~2022年度)において、2030年ビジョン「責任ある変革者」を掲げ、エネルギーの安定供給と共に社会課題の解決に貢献することを責務としております。我が国が直面している課題の一つである「高齢化社会」を見据え、次世代モビリティ&コミュニティの形成に資する当社取り組みの一つが、サービスステーションネットワークの「スマートよろずや」化です。全国約6,300か所の系列サービスステーションと特約販売店、各種サービス展開に知見を持つ協力会社、地方自治体との協働などを通じ、サービスステーションを「地域固有の課題に対して様々なサービスを必要な時、必要な場所に機動的に提供できる」拠点とすることで、暮らしと移動を支え、地域住民の生活を豊かにする新しい時代の「よろずや」に進化・変革することを目指しています。

 スマートスキャンは、「病気にならない世界」の実現に向け、誰もが気軽に受診できる画像診断の環境づくりをすすめています。クリニックのプロデュースをはじめ、「スマート脳ドック」サービスの仕組みを提供するほか、医療施設が保有するMRIの未稼働時間を活用し「スマート脳ドック」を提供するシェアリングエコノミーモデル事業の展開を通じ、多くの人が健康に暮らせる時間の創出を目指しています。これまで、メディカルチェックスタジオ(MCS)東京銀座クリニック、MCS新宿クリニック、MCS大阪梅田クリニックをプロデュースしたほか、「スマート脳ドック」については、2022年1月末までに6.6万件の検査実績があります。

2.業務提携の内容
スマート脳ドックの仕組みを活用した移動式健診サービスの共同展開及び展開戦略立案業務提携

3.両社コメント

(1)出光興産 CDO・CIO三枝幸夫執行役員

 当社は「Human-centered Trans(X)formation」すなわち、「デジタルの力で人の成長を加速させ、お客様・地域・社会に貢献するDX」を志向し、デジタルエコシステムの創造を通してサービスステーションに新たな顧客価値を創出していきます。今回の資本業務提携はその第一歩であり、スタートアップ企業であるスマートスキャンと、新たな価値共創を目指してまいります。

(2)スマートスキャン 濱野斗百礼代表取締役

 この度は、サービスステーションの「スマートよろずや」化のパートナーに選んで頂き、大変光栄に思っております。少子高齢化が進む社会では、病気を予防し健康に過ごすことが重要です。スマートスキャンが提供する「スマート脳ドック」の仕組みは、誰もが気軽に脳ドックを受診できる環境が特長のサービスです。今後、専門施設と同等の移動式健診サービスの提供を通じ、既存の健診施設から離れた地域でも気軽に受診できる環境を整え、地域の皆様に健康と安全を提供し病気にならず豊かに暮らせる世界を目指して邁進いたします。

【各社概要】①設立 ②代表者 ③所在地 ④ウェブサイト

■出光興産株式会社
①1940年 3月(創業1911年6月)
②代表取締役社長:木藤 俊一
③東京都千代田区大手町1-2-1
https://www.idemitsu.com/

■スマートスキャン株式会社
①2017年2月
②代表取締役:濱野 斗百礼
③東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階
https://smartscan.co.jp/

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出光興産とスマートスキャンが資本業務提携(PRTIMES)